第1. 無量光院略縁起:
無量光院は平安時代に白河法皇の第四王子覚法親王の創建と伝えられます。中興は印融大徳( 1453年~1519年 )で、その学徳は朝野に高く関東に学風をたて、横浜三会寺に於いて寂滅されました。 印融の神足覚融法印(1472~1555)の弟子清胤法印(1521~1600)も才器の誉れが高く、越後の太守上杉謙信候は師について剃髪入道し師弟の約に結ばれました。 また永禄・元亀・天正年間に、織田信長公の家臣毛利新助の弟、堯海盛存房が当院に住みし、信長の護持僧として従軍し、池田・浅野・伊藤・毛利・丹羽・福島各候の帰依を受け、特に浅野弾正小弼長政公は卒後遺体を当院に納められました。 この様な関係から今日でも当院と浅野・織田・伊藤・筒井各家,有栖川旧宮家との檀契が深く、織田信長公を始め各家の御墓所を管理しています。 現在、無量光院の本尊は阿弥陀佛( 無量光如来、無量寿如来 )です。
第2. 回向・祈願:
先祖供養・納骨・諸祈願承ります。
第3. 無量光院台湾別院:
① 住持: 融永 阿闍梨
② 住所:中国台湾省台北市北投區石牌路一段66號5樓
③ 网站: http://www.koyasan.org.tw/home
④ 電話:886-2-2821-8986
⑤ E-mail:wkjoo@hotmail.com
⑥ URL: http://www.twmrki.org/
第4. 高野山真言宗:
日本国において真言宗には様々な宗派が存在します。主な宗派だけ数えてみても、実に18種類も数えることができます。高野山真言宗はそういった宗派の一つに含まれます。 高野山真言宗は、高野山奥之院・弘法大師御廟を信仰の源泉とし、壇場伽藍を修学の場所として、真言密教の教えと伝統を今日に伝えています。 高野山及び高野山真言宗は弘法大師( 空海和尚 )により開創されて、平成27年に1200年の歴史を迎えます。 平成16年7月『紀伊山地の霊場と参詣道』として「吉野・大峯」、「熊野三山」、「高野山」の三つの「山岳霊場」が世界文化遺産に登録されました。高野山には建築物はじめ仏像等国宝を含む多くの文化遺産が現存しています。 そして今も山内の寺院で古式に則り法要・儀式が日常的に厳修され、ご登山の方々には非日常的な体験ができる宗教都市です。
第5. 弘法大師について:
弘法大師( 空海和尚 )は、774年( 宝亀5年 )6月15日讃岐国( さぬきノくに、香川県 )多度郡( たどノごおり )屏風浦( びょうぶがうら )の「善通寺(ぜんつうじ)」で生まれ、父は郡司で、佐伯直田公( さえきノあたえたきみ )、善通( よしみち )、母は阿刀( あと )氏の出で、阿古屋(あこや)、玉依御前(たまよりごぜん)、兄二人は幼少に他界し、三男空海は幼少の頃から佐伯家(先祖は大伴氏の分家)の跡取として育てられ、幼名を真魚(まお)と云い、貴物( とうともの )と呼ばれました。 なお、6月15日は密経経典をセイロンから唐へ最初に伝えた真言密教付法第六祖「不空( ふくう )三蔵」が入滅した日で、空海は不空の生まれ変わりと云われています。 弘法大師には、『私たちはあらゆる動植物の命と共存しており、私たちの周辺を取り巻く環境もまた、生物と非生物とを問わず天地万物ことごとく助け合いながら、私の命と共に生きている』という『共生』の思想があります。
第6. 御参りについて:
1. 概要
今日なお伝統的宿坊の形態を守り続けている宿坊です。ゆっくり流れる時間の中で静寂な高野山を味わっていただくため客室にはテレビ等は置かず、お食事も昔ながらの精進料理を召し上がっていただいております。 またご自由に参加いただける毎朝六時からの本堂においての勤行は、通常お客様のお世話をさせていただいております若い修業僧達も法衣をまとって参列し、約一時間の早朝の清く荘厳な一時を体験していただけます。 旅館とは一味違う雰囲気の中でお泊り下さり、少しでも高野山と高野山の歴史を感じて下さい。 皆様との一期一会のすばらしい出会いを心よりお待ち申し上げております。
2. 参詣者収容人数:
団体:300人 個人:150人 大広間(100畳) 1室 大広間( 80畳) 1室 広 間( 60畳) 1室 個 室 30室
3. 設 備:
駐車場( 乗用車10台 ) バスは別の駐車場に案内致します。 洋式トイレ有 4. 宿泊昼食料金:
① 一泊 9,000円~12,000円 夕・翌朝、2食付き
② 昼食 3,500円~ 5,000円 精進料理
第7. 中国からの御来臨の御方は必ず先に通訳者と連絡してください。
① 通訳者氏名: 人歓法師
② 中国語質問電話: 06-6796-8468
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